技術研究所
所長メッセージ
「多様なニーズに応え、道路の新たな使い方・見せ方を創造する」
福田道路は1976年に日本海側初となる技術研究所を設立しました。以来、私たちは常に挑戦を続け、排水性舗装や凍結抑制舗装など、安全・安心な道路確保のための新技術開発に先進的な役割を担ってまいりました。40年以上に渡って培われたこれらの技術的な蓄積を生かし、現場や社会のニーズに応えながら、お客様の「知りたいこと・役立つこと」の創造が私たちの役目であると考えます。
近年、社会の基盤である道路には、ますます多様性が求められています。どの年代の人にも安心して使える道路、災害時に早く復旧できる道路、長期間の使用に耐える道路など、ニーズは多岐にわたります。また、ITを利用した施工・点検の技術革新は、省力化や効率化、正確性においても注力すべきテーマだと感じています。 今後も福田道路のノウハウやスピリットを次世代の技術者に継承しつつ、舗装寿命を考えることができる、道路の新たな使い方・見せ方を創造してまいります。
技術研究所 所長
北添 慎吾
技術研究所の果たす役割
新技術開発でニーズに応える
大規模な自然災害の発生、少子高齢化と技術者の不足、本格的な道路メンテナンス時代の到来など、私たちの取り巻く環境は常に変化しています。同時に、多様な性能の道路開発、働き方改革による生産性向上、路面点検と評価の継続的な実施など、解決すべき課題が数多くあります。新たな技術開発にチャレンジし、これらのニーズに応えていきます。
- メンテナンスしやすい、長持ちする舗装材料・構造の開発
- 遠隔地まで提供できる材料の製造技術の開発
- ITを活用した施工管理システムの構築
道路の品質保証と維持管理
社会基盤の整備や維持管理に民間企業の参画が求められています。維持管理に適した工法を用いることによるコスト削減や維持管理計画の役立つシステム開発など、国や地方自治体だけの管理ではカバーしにくくなってきている領域を補う提案を行うことで、より良い社会基盤の維持をサポートしていきます。
- コスト削減できる路面維持工法の開発
- AIを活用した路面点検技術の開発
- 舗装材料の劣化評価とリサイクル技術の標準化
技術研究所の紹介
技術研究所では、建設業界の将来を見据え、メンテナンス時代を考慮した施工技術や材料開発を行うとともに、いろいろな機関と連携することで、より良い舗装を構築するための基礎研究を実施しています。
技術研究設備紹介
エントランスホール
アスファルト物理試験室
力学試験室
締固め装置
ロサンゼルス試験装置
ラベリング試験機
ホイールトラッキング試験機
FWD(舗装診断車)
技術研究所概要
名称 | 福田道路株式会社 技術研究所 |
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創立 | 1976年(昭和51年) |
所在地 | 新潟県新潟市西蒲区大潟2031番地 |
TEL/FAX | 0256-88-5011/0256-88-5012 |
主な 事業内容 |
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敷地面積 | 8,272m2 |
研究棟 | 鉄骨2階建て 延べ面積1,470m2 |
実験棟・ 倉庫 |
鉄骨1階建て 延べ面積500m2 |
試験施工 ヤード |
1,200m2 |
交通アクセス
- 北陸自動車道 新潟西ICより車で15分(黒埼スマートインターより車で5分)
- JR内野駅よりタクシーで約15分