ヒートドレッシング工法を用いた補修工事を行っています
2008年11月25日お知らせ
国道7号線(新潟県村上市)で、ヒートドレッシング工法(加熱表面処理工法)による補修工事を実施しています。
路面ヒータ車により舗装表面を加熱した後、添加剤散布装置付きの路上再生機(ヒートドレッサー)を用いて、既設舗装をかきほぐす性状改善(厚さ2cm)と新規アスファルト混合物による薄層オーバーレイ(1cm)を同時に行います。
施工中の機械編成(2008年10月)
ヒートドレッシング工法の施工前後
ヒートドレッシング機械編成
ヒートドレッシング工法の特徴
- ヒータ車を複数台使用して繰り返し過熱で既設アスファルトを燃やすことなく加熱します。路面の下2cmの深さで110℃以上になるよう注意して温度管理を行います。
- 既設舗装をそのまま再利用して使用するためにアスファルト廃材がほとんど無く、省資源化が図られます。
- ひび割れ、わだち掘れで傷んだ路面性状を回復し、走行性改善が目的の維持工事に適します。
- ヒートドレッシング工法は「Made in 新潟 新技術普及・活用制度」に登録されています。
路面ヒータ車 (LPGの赤外線ヒータ)
添加剤散布装置付路上再生機
(ヒートドレッサー)