【建設DX通信】上越支店 ICT施工現場見学会(倉庫新築工事)
3月11日、上越支店にてICT施工現場見学会が開催されました!
上越支店での見学会は、3Dマシンコントロールを活用したミニバックホウでの路盤工事です。
施工概要としては、「PATプレード3Dマシンコントロール」を利用し、屋内広場の路盤を3tクラスのミニバックホウによる整正。
この施工方法で既設・新設の構造物をアスファルト仕上がり面として現況合わせの面を作成し、施工することが出来るとのこと。
それでは早速見ていきましょう!
現場は、奥行き11m、延長40mの長方形のテント内舗装と、その外側の幅4.0~2.5m、延長40mの復旧部となっています。
↑テント内
↑復旧部
まずはじめに、トータルステーションと呼ばれる測量機器でテント内を座標として取得。
次に、設計面をPCで作成し、変換したマシンコントロール用データを重機および制御用トータルステーションに転送。
そして、いよいよ作業が始まります。
↑測量から約1時間後、作業開始!
PAT(Power Angle Tilt)ブレードは、通常の上下動作に加え、ブルドーザのように傾きの調整、アングル動作も可能としたブレード(排土板)とのこと。
また、バックホウにマシンコントロール機能を搭載してあるため、車体の位置を検出して3D設計データで示された整地高さ・傾きをPATブレードが自動で制御します。
そのため、オペレーター(操縦者)は、走行操作を行うだけで高い精度が求められる現場の施工を行うことができます。
↑オペレーターは前後進レバーの操作だけでOK!
ということで、3Dマシンコントロールを活用したミニバックホウでの路盤工事を紹介いたしました。
今回使用したPATブレード3Dマシンコントロール仕様ミニバックホウの詳細はコチラからご覧ください。
ICT施工現場見学会は、今後も開催を予定しております。
見学会終了後は「建設DX通信」として福田道路の取り組みを発信してまいりますので、またブログを見に来てくださると幸いです。
それでは今回はこのへんで。皆さまご安全に!