インフラ維持に携わる
仕事がしたかった
小栁 郁
建設事業部
2020年 新卒入社
入社の経緯
中学生の頃、将来なりたい職業について、漠然と「外で工事をする仕事をしたい」という思いがありました。その思いもあり、高校・大学では土木について学びました。高校在学時には、中央自動車道の笹子トンネルで天井板崩落事故が発生。この事故をきっかけに、今後はインフラの維持が重要課題であることを知り、私自身もそれに携わりたいと思うようになりました。
そのため、就職活動では土木業界を志望し、地元新潟に本社がある福田道路の会社説明会に参加。道路の維持補修工事の需要が高まっていることを知り、さらに興味を持ちました。就活を続けるなかで、社員の方々の雰囲気の良さを感じたことが最終的な決め手となりました。
現在の仕事
現在は山間部に鉄塔を新設するための道路(延長1,150m)をつくっています。木の伐採工事が終わった段階で現場に入り、工事を行います。
主な工種は、抜根(切り株を取り除く)・切土盛土(土を削る・盛る)・法面整形(斜面の土をきれいに仕上げる)・路盤工(アスファルト舗装の下にある砂利の層)・舗装工(アスファルトを敷均して転圧)・排水構造物工(道路に流れる雨水を排水するための側溝や集水桝)などです。
私は、これらの作業を進めるにあたって仕上がりの位置や高さの測量・工事写真の撮影などの業務を担当しています。
仕事のやりがい・魅力
木が伐採されただけの何もない山でスタートする工事ですが、工程が進むにつれて徐々に道路の形が見えてくると、「順調に工事が進んだな」「きれいにできたな」といったことにやりがいを感じます。
また、現在担当している工事は、電力不足の地域に電力を供給することを目的として工事が進められています。福田道路が担当するのは道路をつくるところまでですが、そこに鉄塔が建ち、電線が張られて電力供給が可能になることで、人々の暮らしを支えることができると考えると嬉しく思います。
印象に残るエピソード
入社1年目に担当したマンションの外構工事で、準備不足なまま作業を始めてしまい、思うように作業が進まなかったことがあります。工事範囲や仕上がりの高さを把握しきれていなかったことが原因で、確認や検討に時間がかかってしまい、現場で作業員の皆さんに迷惑をかけてしまいました。
この業界では「段取り八分」という言葉があるように、工事を成功させるためには、準備や段取りが重要です。現在は、作業の進捗状況を見ながら、次に準備しなければならないことを考え、空き時間を利用して準備・段取りを進めています。
働き方・サポート体制
福田道路では、有給休暇の取得や完全週休2日制の推進に力を入れています。長期休暇と組み合わせて有給休暇を取得できることはもちろん、土日に出勤した場合には、必ず平日に休暇を取得するように業務命令が出されています。
また、基本給に加えて地域給、宿泊手当、定額残業手当、該当すれば帰省手当や単身赴任手当、奨学金返済手当など多くの制度・手当があります。私自身も奨学金の返済が残っているので、奨学金返済手当はとてもありがたいです。
今後の目標
現在、1級土木施工管理技士と1級舗装施工管理技士の取得を目指しています。特に、1級土木現は現場代理人になるために必須の資格なので、いち早く合格できるように計画的に学習を進めています。
また、福田道路では、資格を取得すれば、受験料や交通費を会社が負担してくれるだけでなく、奨励金も出るため、これらが勉強のモチベーションにも繋がっています。
オフの過ごし方
土曜日は、昼間、部屋でリラックスしながらYouTubeなどを見て過ごし、夜になるとお酒を飲みに外出することが多いです。また、日曜日は、午前中から出かけて買い物や日帰り温泉、観光地の散策などすることが多いですね。
プロ野球のシーズンになると月に一回以上は野球観戦に出かけています。長期休暇の時は、時々旅行にも出かけます。(写真は2023年のゴールデンウィークに茨城県へ行った際のバンジージャンプの写真です。)
1日のスケジュール
- 7:00
- 現場へ向けて営業所出発(現場まで車で50分)
- 8:00
- 現場にて朝礼、KY活動
- 8:15
- 作業開始(測量、工事写真の撮影など)
- 12:00
- 昼休憩
- 13:00
- 作業再開
- 16:30
- 営業所へ向けて現場出発
- 17:30
- 営業所にて工事写真整理、資料作成、その他事務作業
- 19:00
- 帰宅