粘着シートによる凍結抑制舗装 ファインシート工法
“貼るだけで簡単に凍結を抑制” ファインシートは、ゴムチップを含んだ柔らかいシート状の舗装材で、道路の凍結抑制のほか、すべり止めとして歩道や階段などにも使用出来ます。使用するゴムチップにより明色化が可能で、明色化により注意喚起の効果を得ることが可能です。
工法データ
技術情報
- NETIS登録番号
HR-140014-A - 実用新案
第3198448号
用途
一般道路、 歩道・遊歩道特長
カラー、 すべり抵抗、 凍結抑制、 短工期材料
アスファルトアドバンテージ
福田道路の強み
- 既設舗装上に施工することができる。
- 狭い道路や歩道、階段でも施工可能。
- 12色のゴムチップを選択することで明色化が図れる。
- 弾性がある。(GB係数、50%未満)
- タイヤチェーンの打撃では削れにくい。(すり減り量1.3㎝2以下)
工法としての強み
- 貼るだけで簡単に凍結を抑制。
- 注意を喚起する効果がある。
- 大型機械を使用せず、小規模の施工でも凍結抑制効果がある。
- 使用するゴムチップにより明色化が可能。
- 既設舗装上に施工。
概要
- ファインシート工法は、柔らかいシート状の弾性舗装材であるファインシートを既設舗装に貼り付け、ゴム層として再生ゴムチップを圧入させた凍結抑制舗装。
- 交通荷重により路面の氷が剥がれやすくなり、冬季路面でのすべり抵抗が向上。
- 使用するゴムチップにより明色化が可能で、注意を喚起する効果が得られる。
- 大型の舗装機械は不要で既設舗装上に施工できる。
- 歩道や階段など、局部的な小規模施工でも対応可能。
踏切道の安全対策対応:ゴムチップ舗装
「道路の移動等円滑化に関するガイドライン(令和6年1月 国土交通省道路局)」の改訂において、視覚障害者誘導ブロックと遮断かんの間に「ゴムチップ舗装」(ゴムチップを含むシート状の材料等を含む)を設置することが望ましいと規定されました。これは、踏切道前後及び踏切道内の舗装者通行空間を確保するために、路面に誘導表示設置の整備を規定したものです。
「道路の移動等円滑化に関するガイドライン」からの抜粋
施工場所
急勾配の登坂車線、トンネルの出入口、カーブ手前、橋面舗装の凍結区間、坂道、日陰区間、階段のすべり止め